クローズ ワースト
高橋ヒロシのマンガ「クローズ」「ワースト」。月刊少年チャンピオンに連載の作品だ。
舞台は「鈴蘭高校」で、とんでもない「不良高校」らしい。(名前は可愛らしいのに・・)
主役は「坊屋春道」という一匹狼(のつもりだったらしい)だが、滅法強いらしい。
正直、読んだことがないので、まったく様子が分からないのだ。
ネットサイトでの解説を読むと、大雑把ではあるが流れが分かってくる。
タイトルの「クローズ」は『カラス』のことらしい。「CROWS」と書く。そしてその続編が「ワースト」(極悪)である。
ストーリー上では、「坊屋春道」は「極悪」とは思えない節がある。
舞台となっている「高校」をまとめている「ヒーロー」に近いと思われるのだ。
だから、崇拝する者が現れるのである。
崇拝者「ファン」は、マンガの世界だけでは満足できるはずがなく、立体を求めることになる。
その欲望が「フィギュア」を生み、「マンガ」から飛び出したことで、流行化した。
こう捉えると、この現象に納得できる。
主役を持てば、脇役も欲しくなる。
そして周辺のキャラクターたちも集めたくなるのが、マニア・ファンたちの心情であろう。
通販サイトを覗くと、軒並み「売り切れ」状態である。
在庫のある商品も、品薄状態らしい。
「クローズ」の流行が続く限り、この状態もしばらく続くのだろう・・・